先日、上場企業の元副社長のお話しを聞く機会がありました。

その方は兄弟で会社をはじめ、今や上場会社と成長されております。会社名は伏せておきますが、ダンディでとてもカッコいいおじ様という雰囲気の方ですが非常に熱いお方でした。

その方が言われていた言葉として印象に残っているのは、

30年続く会社は0.02%しか残っていないという事実です。

10年後でも約90%の会社が倒産に追い込まれております。

つまり、会社は潰れるようになっているのです。

 

なんかお先真っ暗な感じですが、何故潰れるのでしょうか?

右の図は製品ライフサイクルというチャートになります。

①導入期

②成長期

③成熟期

④衰退期

この4つのゾーンに分かれて製品の誕生から最後までを統計的に表したものです。

企業であれば自社の商材はどの時期にいるのか現状把握をしてみてください。

成熟期・衰退期にいるのであれば早急に手を打つ必要があります。

 

打つ手だてとして何があるの?

 

一つ目としては、新たな新商品を開発するパターン。

これは新たな会社の軸を生み出すことになりますので、時間と費用を要します。また、新商品のほとんどが失敗するということを念頭に置きながら極力最小限のリスクで済むよう慎重に進めることが大切です。

 

二つ目としては、今ある商品の価値を変化させたり付加価値をつけて、再販することです。

 

三つ目はとしては、衰退を見守ることしかできないパターンです。

 

人は、新しいことにチャレンジする事はとても怖いことですし、勇気がいることです。

講師の方もいってみえましたが、時世に合わせて変わることだと。

まさしく時世に合った新しい価値を創造していかなければ潰れてしまいます。

 

では価値とは何なのでしょうか。

次回は価値についてお伝えしていきます。